表面処理の基礎
表面処理の基礎の質問
電気亜鉛めっき
電気亜鉛めっきの質問
- 電気亜鉛めっきだけでは錆びますか後処理(クロメート)なしの亜鉛めっき素地は、短期間で白錆が出ます。亜鉛めっきは通常、クロメートなどの後処理とセットで防錆性を保ちます。めっき…
- 亜鉛めっきのバレルとラック、どちらが安いですか一般には、小物を大量にまとめて処理できるバレルの方が単価は安くなります。ただしバレルは部品どうしがぶつかって打痕が出るため、外観面のある部品…
- 溶接後の部品もめっきできますかできますが、溶接のやり方次第で不良が出ます。溶接部に残ったスパッタやスラグ、溶接焼け、すき間があると、そこにめっきが乗らなかったり、あとから…
- 亜鉛めっきでベーキングは必ず必要ですかすべての部品に要るわけではありません。ベーキングは、電気めっきで入り込んだ水素による「水素脆性」を防ぐための処理で、高強度の鋼や熱処理品で必…
クロメート・後処理
クロメート・後処理の質問
- 三価クロメートに変えたら錆びやすくなったのはなぜですか六価クロメートには、傷が付いた部分をクロム酸が溶け出して覆い直す「自己修復」の働きがあります。三価にはこの機構がないため、エッジや打痕、擦れ…
- 図面に「ユニクロ」と書いてあります。六価ですか三価ですか「ユニクロ」は色(銀白色)の呼び名であって、六価か三価かは決めていません。古い図面のユニクロは六価の光沢クロメートを指すことが多いですが、い…
- 三価クロメートにシーラーを足せば六価と同等になりますか耐食時間は六価に近づけられますが、「同等」とは言い切れません。シーラーは皮膜の上を覆って耐食性を底上げしますが、六価が持つ傷部の自己修復とは…
- 六価クロメートはもう使えないのではないですか一律に禁止されているわけではありません。六価クロムは規制対象ですが、適用除外や、規制の及ばない仕向け先・用途があります。使えるかどうかは、製…
- 規制上は問題ないのに、業者が六価クロメートを断るのはなぜですか六価クロムを扱うには、特化則に対応した設備と管理体制が必要で、その負担のために六価のラインを持たない・やめた処理業者が増えているためです。規…
- 化成処理をクロムフリーにできますかできる場合が多いですが、要求される耐食性や、上に塗る塗装との相性で可否が変わります。クロムを使わない化成処理(ノンクロメート)は環境対応で広…
- 図面に「化成処理」とだけ書いてあります。何を確認すればよいですか「化成処理」は総称なので、それだけでは処理が特定できません。素材(アルミか鉄か亜鉛めっき面か)、目的(防錆か塗装下地か)、クロムの可否、色や…
カチオン電着塗装
カチオン電着塗装の質問
その他の処理
その他の処理の質問
- アルマイトで寸法はどれだけ増えますかアルマイトは母材のアルミを酸化させて皮膜を作るため、皮膜の厚みのおよそ半分が外側に成長し、残り半分は母材側へ食い込みます。片側で皮膜厚の約半…
- 硬質クロムめっきなら錆びませんか硬質クロムめっきは硬さと耐摩耗性のための処理で、防錆が主目的ではありません。クロム皮膜には微細なクラック(割れ)があり、そこから素地の鉄が錆…
- 黒染めだけで防錆できますか黒染め単体の防錆力は弱く、それだけで長期の防錆を期待するものではありません。黒染めは鉄の表面に黒い酸化皮膜を作る処理で、寸法変化がほぼなく見…
- 粉体塗装とカチオン電着塗装はどう違いますかカチオン電着は液に浸けて通電し、隅々まで均一に薄く付ける処理で、防錆の下塗りに強みがあります。粉体塗装は粉を吹き付けて焼き付ける処理で、厚く…
- アルマイトをかけた面で通電できますかできません。アルマイトの酸化皮膜は電気を通さない絶縁体です。導通が必要な箇所は、マスキングして処理しないか、処理後に皮膜を除去する必要があり…
- 鉄やステンレスにアルマイトはできますかできません。アルマイトはアルミ(およびアルミ合金)の表面を酸化させる処理で、鉄やステンレス、銅などアルミ以外の金属には原理的にかかりません。…
- パーカー処理とリン酸塩処理は同じものですかほぼ同じ意味で使われます。「パーカー処理」はリン酸塩処理(特にリン酸マンガン・リン酸亜鉛皮膜)の通称で、もとは商標に由来する呼び名です。現場…