よくある質問 ・ クロメート・後処理
規制上は問題ないのに、業者が六価クロメートを断るのはなぜですか
結論
六価クロムを扱うには、特化則に対応した設備と管理体制が必要で、その負担のために六価のラインを持たない・やめた処理業者が増えているためです。規制で禁じられているのではなく、設備側の理由で「うちでは扱えない」というケースです。
設備と管理のハードルが高い
六価クロムは特定化学物質に該当し、扱うには作業環境測定、専用の排気・排水設備、健康診断、記録の保管といった管理が求められます。この対応にはコストと手間がかかります。
需要が三価へ移るなかで、六価専用のラインを維持する採算が合わなくなり、設備を三価に切り替えた、あるいは六価をやめた処理業者が増えました。だから規制上は問題ない案件でも、『うちの設備では対応していない』と断られます。
断られたときにまず切り分けること
断りの理由が「規制で禁止だから」なのか「うちの設備が対応していないから」なのかは、意味がまったく違います。前者なら三価などへの変更を検討する必要がありますが、後者なら、六価に対応している別の処理先を探せば解決します。
断られたら、その理由を確認してください。設備上の理由なら、六価対応をうたう業者を当たれば処理そのものは可能です。
本当に六価が要るのかも見直す
同時に、その部品に本当に六価が要るのかも確認する価値があります。三価+シーラーや亜鉛ニッケルめっきで要求を満たせるなら、対応業者の多い処理に寄せた方が、調達は安定します。ただし顧客が六価を指定している場合、変更には顧客の承認が要ります。
確認ポイント
相談・判断の前に見ておくこと
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断りの理由は「規制」か「設備が非対応」か
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六価対応をうたう処理先を当たったか
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三価+シーラーや亜鉛ニッケルで代替できないか(顧客承認の要否)
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