よくある質問 ・ クロメート・後処理
化成処理をクロムフリーにできますか
結論
できる場合が多いですが、要求される耐食性や、上に塗る塗装との相性で可否が変わります。クロムを使わない化成処理(ノンクロメート)は環境対応で広く使われていますが、従来のクロム系と性能が完全に同じとは限りません。用途ごとに確認します。
クロムフリーの化成処理は普及している
化成処理は、金属表面を薬液で処理して防錆や塗装下地になる皮膜を作る処理の総称です。アルミや亜鉛めっき面の下地処理では、従来クロム系(クロメート)が使われてきましたが、環境対応でクロムを使わないノンクロメート(ジルコニウム系など)への置き換えが進んでいます。
多くの用途ではクロムフリーで問題なく使えます。特に塗装の下地としては、実績のある処理が揃っています。
性能が完全に同じとは限らない
クロムフリーにすると、単体での耐食性や、皮膜の見た目、上塗り塗装との密着が、従来のクロム系と微妙に変わることがあります。要求がシビアな部品では、置き換えて同じ性能が出るかを事前に確認する必要があります。
特に、化成処理の上に塗装を重ねる構成では、下地を変えると塗装の密着や耐食性に影響します。塗料との組み合わせで評価するのが安全です。
顧客要求と仕向け先で決まる
クロムフリーにするかどうかは、顧客のグリーン調達基準や、仕向け先の環境規制で決まることが多いです。逆に、要求耐食性が高くクロム系でないと満たせない場面もあります。
「環境対応でクロムフリーにしたい」のか「規制で必須」なのかを整理し、要求耐食性と併せて処理先に相談してください。試作で性能を確認してから量産に移るのが確実です。
確認ポイント
相談・判断の前に見ておくこと
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クロムフリーは環境対応の希望か、規制上の必須か
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要求される耐食性をノンクロメートで満たせるか
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上塗り塗装との密着を試作で確認できるか
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