表面処理ガイド

表面処理の基礎知識と外注ガイド

表面処理は、処理名を決めた時点では何も決まっていません。 膜厚をどこで測るのか、ねじ部をどうするのか、外観面はどこか。 このサイトは、処理の仕組みを知るところから、外注先へ伝える条件を固めるところまでを扱います。

知りたいのはどちらですか

処理そのものを知りたいのか、外注の条件を固めたいのか。このサイトはその2つに分かれています。

処理名は決まっていても、条件は決まっていない

このサイトが扱っているのは、この行き違いです。図面に書いてあることと、実際に決めなければいけないことの差を埋めます。

書いてあること図面「電気亜鉛めっき、三価クロメート」
決まっていないこと

膜厚をどこで測るのか。ねじ部をどう扱うのか。白錆をどこまで許すのか。

起きること

候補先ごとに前提が変わり、同じ図面を送っても見積がそろわない。

電気亜鉛めっきの確認項目へ
書いてあること仕様書「三価クロメート、耐食性は規格どおり」
決まっていないこと

その耐食性は平らな試験片での話。実部品のエッジ、打痕、治具跡は誰も見ていない。

起きること

書類上は規格を満たしているのに、市場で錆びる。

六価と三価の違いへ
書いてあること依頼「現行と同じ仕様でお願いします」
決まっていないこと

現行が六価か三価か。色調の限度見本。検査基準と梱包。

起きること

移管したあとで「色が違う」「錆びた」と言われる。

業者変更の確認項目へ

処理から探す

防錆、外観、硬さ、寸法。目的が違えば選ぶ処理も変わります。処理ごとに、仕組みと外注前の確認項目をまとめています。 ここに出ていない処理は、基礎知識ページの一覧から探せます。