表面処理ガイド

三価クロメート・ユニクロ・有色クロメートの選び方

クロメートは「色」だけでなく、環境対応、耐食性、顧客承認、量産時の外観安定性に関わります。 図面指示と現行品を確認しながら、外注先へ伝える条件を整理します。

選定

呼称ではなく、要求品質から選ぶ

クロメート処理の色調差を比較する金属サンプルプレートのイメージ

色名だけでなく、現行品と限度見本で確認する

三価、ユニクロ、有色、黒色といった呼称は現場で揺れます。図面表記、環境資料、外観基準をセットで確認します。

色調環境対応外観基準現行品

クロメート確認の実務図

色名だけで判断せず、図面表記、現行品、環境資料、外観基準を同じ表で確認します。

後処理の比較
確認軸
図面
現行品
候補先
色調
表記ゆれを確認
限度見本と比較
試作サンプルを確認
環境対応
六価/三価指定
過去資料を確認
提出資料の可否
量産安定
外観面を指定
色ブレ許容
検査条件を決める
候補向いている相談確認したい点
三価クロメートRoHSなど環境対応を意識した一般的な防錆後処理色調、膜厚、耐食要求、外観基準
ユニクロ相当銀白色の外観を求める部品呼称の揺れ、三価対応可否、図面表記
有色クロメート黄色から虹色系の外観、防錆性を重視する部品環境規制、代替可否、顧客指定
黒色クロメート黒色外観、反射抑制、意匠性を求める部品色ムラ、擦れ、検査基準

チェックリスト

外注前の確認項目

図面上の後処理表記

六価指定か三価指定か

色調の許容範囲

耐食性要求と試験条件

RoHSなど環境資料の要否

外観面と隠れ面の区分

量産時の色ブレ許容

現行品サンプルの有無

仕様の確認

クロメート指定で使える確認メモ

三価指定の確認メモ

後処理は三価クロメート想定。色調、環境資料、現行品との差分を確認。

色調比較の確認メモ

現行品サンプルを基準に、外観面と隠れ面で色ムラ許容を分けて確認。

移管時の確認メモ

同じ呼称でも処理先により色調差が出るため、試作サンプルと検査資料を比較。

よくある質問

よくある確認事項

ユニクロと三価クロメートは同じですか。

現場では近い意味で使われることがありますが、図面や顧客要求では表記と環境対応を確認する必要があります。

有色クロメートから三価へ変えられますか。

可能性はありますが、外観、耐食性、顧客承認、環境資料の確認が必要です。現行品サンプルがあると比較しやすくなります。

色ムラは不良ですか。

処理や形状によって見え方は変わります。外観面、隠れ面、限度見本、検査基準を事前に決めることが重要です。

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