よくある質問 ・ クロメート・後処理
黒色クロメートの色の濃淡は指定できますか
結論
厳密な色番号での指定は難しく、限度見本で範囲を決めるのが現実的です。黒色クロメートは処理条件や下地でばらつくため、塗装のように正確な色を再現するものではありません。「この見本の範囲内」という形で合否基準を決めます。
クロメートの黒は塗装の黒とは違う
黒色クロメートの黒は、皮膜そのものの色で、塗料を塗った黒とは仕組みが違います。膜が薄く、下地の亜鉛めっきの状態や処理条件で色調が変わるため、ロットごとに濃淡が振れます。塗装のように色番号で正確に合わせる、という管理には向きません。
そのため「真っ黒」を厳密に求めると、処理側で保証しきれないことがあります。どの程度の黒さ・光沢を求めるのかを、現実的な範囲で決める必要があります。
限度見本で合否を決める
実務では、濃い側と薄い側の限度見本を用意し、「この範囲に入っていれば合格」という形で管理します。外観が特に重要な部品では、限度見本を処理先と共有し、量産前に色調を確認しておくと揉めません。
色調の安定をより求めるなら、黒色クロメートではなく黒色塗装(電着・粉体・溶剤)を検討する手もあります。寸法や防錆の要求と併せて、どちらが合うかを判断してください。
確認ポイント
相談・判断の前に見ておくこと
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濃淡の限度見本を用意できるか
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外観の重要度(見える面か隠れる面か)
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色調の安定が最優先なら黒色塗装も検討するか
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