よくある質問 ・ その他の処理

溶剤塗装と粉体塗装はどちらを選ぶべきですか

結論

少量多色や、熱をかけにくい部品、細かい色指定なら溶剤塗装。厚い膜で耐候性・耐久性を出したい、同色を大量に流すなら粉体塗装が向きます。色替えの手間、膜厚、焼き付け温度、環境負荷で分かれます。

色替えと膜厚が分かれ目

溶剤塗装は、塗料を溶剤で溶いて吹き付け、常温〜低温で乾かします。色替えが容易で、細かい色指定や少量多色に向きます。熱に弱い部品にも使えます。一方で、溶剤が揮発するためVOC(揮発性有機化合物)の対策が要り、膜厚は粉体ほど厚くしにくいです。

粉体塗装は、粉を吹き付けて高温で焼き付けます。厚い膜が付き、耐候性・耐久性に優れ、溶剤を使わないため環境負荷が低いのが利点です。ただし色替えに手間がかかり、焼き付け温度に耐える素材が要ります。

用途で選ぶ

多品種少量で色をよく変える、熱をかけたくない、細かい色を正確に出したい、という案件は溶剤塗装。屋外で長く使う、厚い膜で保護したい、同じ色を大量に流す、環境負荷を抑えたい、という案件は粉体塗装が向きます。

色数・数量、使用環境、素材の耐熱、要求する膜厚と耐久を整理して選んでください。防錆を下塗りで担うなら、その上の上塗りとしてどちらを使うか、という選び方にもなります。

確認ポイント

相談・判断の前に見ておくこと

色数・数量(少量多色か、同色大量か)

素材が焼き付け温度に耐えるか

求める膜厚・耐候性・環境負荷

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