よくある質問 ・ その他の処理
溶融亜鉛めっき後にねじは通りますか
結論
そのままでは通りにくくなります。溶融亜鉛めっきは皮膜が厚いため、ねじ山に付いた分だけ寸法が変わり、めねじ・おねじがかみ合いにくくなります。めねじは処理後にタップを立て直す、おねじはオーバータップ済みの相手を使う、といった対応が要ります。
厚い皮膜がねじ山を埋める
溶融亜鉛めっきは数十μm以上の厚い皮膜が付きます。この厚みがねじ山に乗るため、おねじは太くなり、めねじは細くなって、そのままではかみ合いません。電気亜鉛めっきの薄い皮膜とは、影響の大きさが違います。
特にめねじ(タップ穴)は、皮膜で内径が小さくなり、相手のボルトが入らなくなります。
処理後の対応を決めておく
実務では、めねじはめっき後にタップをさらって(立て直して)皮膜を除去する、おねじはめっきの厚みを見込んでオーバータップ(大きめに切った)のナットを合わせる、といった対応をします。どちらで対応するかを、部品と相手部品の組み合わせから決めます。
図面に、ねじ部の処理後の扱い(タップ立て直しの有無、相手部品の指定)を書いておくと、組み付けで止まる事故を防げます。ねじの多い部品は特に、事前に処理先と相談してください。
確認ポイント
相談・判断の前に見ておくこと
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めねじ(タップ穴)は処理後に立て直すか
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おねじは相手側でオーバータップ対応するか
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図面にねじ部の処理後の扱いを記載しているか
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