よくある質問 ・ その他の処理
図面に「クロムめっき」とだけあります。硬質クロムですか装飾クロムですか
結論
「クロムめっき」だけでは特定できません。硬さや耐摩耗のための硬質クロムと、見た目のための装飾クロムは、膜厚も工程も用途もまったく違います。目的(硬さ・寸法出し・外観)を確認しないと、意図と違う処理になります。図面には目的まで書きます。
硬質と装飾はまったく違う処理
硬質クロムめっきは、表面を硬く・耐摩耗にする、寸法を出す、摩擦を下げるための処理で、厚めに付けます。油圧ロッドや金型などに使われます。装飾クロムめっきは、光沢のある見た目のための処理で、薄く付け、下地にニッケルめっきを入れるのが一般的です。水栓金具などに使われます。
同じ「クロムめっき」でも、この二つは膜厚も工程も目的も別物です。図面に種類の指定がないと、処理先は判断できません。
目的を書く
硬さが要るのか、耐摩耗か、寸法を出したいのか、それとも外観の光沢か。目的を図面や相談時に伝えれば、処理先が適切な種類を選べます。防錆も要るなら、それも併せて伝えます(硬質クロムは防錆が主目的ではありません)。
古い図面で「クロムめっき」とだけある場合は、現行品や過去の実績から目的を確認します。呼称より、何のための処理かを合わせてください。
確認ポイント
相談・判断の前に見ておくこと
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目的は硬さ・耐摩耗・寸法出しか、外観の光沢か
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防錆も必要か(硬質クロムは防錆が主目的ではない)
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現行品や実績から種類を確認できるか
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