よくある質問 ・ その他の処理

同じアルマイト指定なのに色が違うのはなぜですか

結論

アルミの合金種やロット、処理条件で、同じ指定でも色や質感が変わるためです。特に染色アルマイトや、鋳物・ダイカスト材では色が安定しにくくなります。色を揃えたいなら、同じ材料・同じ処理先で、限度見本を基準に管理します。

素材と条件で色が変わる

アルマイトの色や質感は、アルミの合金種、材料のロット、処理条件(皮膜厚、染色の有無)で変わります。同じ「黒アルマイト」でも、素材が違えば仕上がりが違って見えます。特に、鋳物やダイカスト材はシリコンなどの成分の影響で色が濁りやすく、色が安定しません。

染色アルマイトは、皮膜に染料を吸わせて着色するため、皮膜の状態やロットで濃淡が出ます。金属光沢を残す素地の色も、合金や表面状態で変わります。

揃えるには材料と条件を固定する

色を揃えたいなら、まず同じ合金・同じ材料ロットを使い、同じ処理先で処理します。そのうえで限度見本を決め、「この範囲なら合格」という管理にします。異なる材料や処理先が混ざると、色は揃いにくくなります。

色が特に重要な外観部品では、量産前に色調を確認し、限度見本を処理先と共有してください。鋳物など色が安定しにくい素材では、そもそもアルマイトで色を揃えるのが難しいことも、あらかじめ想定しておきます。

確認ポイント

相談・判断の前に見ておくこと

同じ合金・同じ材料ロットを使えるか

鋳物・ダイカストなど色が安定しにくい素材か

限度見本で色調の範囲を決めているか

詳しく知る

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