よくある質問 ・ その他の処理
樹脂部品にも粉体塗装はできますか
結論
一般的な粉体塗装は高温で焼き付けるため、熱に弱い樹脂には向きません。焼き付け温度に耐えられる一部の樹脂や、低温硬化タイプの粉体なら可能な場合もありますが、素材の耐熱温度を先に確認する必要があります。多くの樹脂部品は溶剤塗装などを選びます。
粉体塗装は「焼き付ける」処理
粉体塗装は、粉状の塗料を吹き付けたあと、高温(一般に160〜200℃程度)の炉で溶かして固めます。この焼き付け温度が、樹脂には問題になります。多くの汎用樹脂はこの温度で変形したり溶けたりするため、そのままでは処理できません。
金属部品で粉体塗装が広く使われるのは、金属がこの温度に耐えるからです。素材が熱に耐えるかどうかが、最初の判断になります。
耐熱樹脂や低温硬化なら可能なことも
焼き付け温度に耐えられる耐熱樹脂や、低温で硬化するタイプの粉体塗料を使えば、樹脂への粉体塗装ができる場合もあります。ただし対応できる素材・塗料は限られ、密着や仕上がりも素材次第です。
確実なのは、素材の耐熱温度(荷重たわみ温度など)を調べ、処理先に素材名を伝えて可否を確認することです。素材が分からないまま進めると、炉で変形して不良になります。
向かない場合の代替
熱に弱い樹脂には、常温〜低温で乾く溶剤塗装が向きます。色や意匠を出したいだけなら、溶剤塗装で目的を満たせることが多いです。
樹脂部品の塗装は、素材と塗料の相性(密着)も金属とは別の難しさがあります。素材名と目的(色・保護・意匠)を処理先に伝えて、方式ごと相談してください。
確認ポイント
相談・判断の前に見ておくこと
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樹脂の耐熱温度は焼き付け温度に耐えるか
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求めるのは色・意匠か、保護か
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溶剤塗装など低温で処理できる方式で足りないか
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