表面処理の基礎
ブラストと研磨:削って整える表面処理
ブラストや研磨は、何かを乗せる処理ではありません。表面を削る、叩く、磨くことで状態を変えます。めっきや塗装の前処理として使われることも、それ自体が最終仕上げになることもあります。目的が違えば、指示すべきことも変わります。
確認する項目
ブラスト・研磨で決めること
何のために表面を変えるのか。目的が決まらないと、条件も検査基準も決まりません。
| 観点 | 曖昧なままだと起きること | 候補先に伝える情報 |
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| 目的 | 前処理か、仕上げか、疲労強度かで別処理になる | 塗装下地、意匠、疲労強度のどれか |
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| 面粗さ | 言葉では揃わない | 面粗さの数値、限度見本 |
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| 研削材 | 種類と粒度で仕上がりが変わる | 母材、求める粗さ、残留の可否 |
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| 寸法 | 研磨は素地を削る | 公差が効く箇所、エッジの扱い |
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| 母材 | 材質で使える研削材が変わる | 材質記号、薄板や変形しやすい形状 |
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| 後工程 | 処理後にめっきや塗装が入るか | 後工程、保管期間、錆止めの要否 |
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すべて埋めてから相談する必要はありません。未確定の項目は「未定」「現行品に合わせたい」「顧客指定を確認中」と書けば十分です。 空欄にするより、分からない項目として共有した方が、処理可否と追加確認を早く切り分けられます。
相談文の例
ブラスト・研磨の相談メモ
そのままコピーして、図面や写真を添えて送れる文面です。
ブラストまたは研磨を検討しています。母材、処理の目的(前処理か仕上げか)、求める面粗さ、公差が効く箇所を共有します。研削材の選択、寸法への影響、限度見本の作り方について確認したいです。