使用環境
屋内、屋外、湿気、沿岸、薬品、摩耗の有無を分ける
選び方
防錆処理は「錆びにくくしたい」だけでは決まりません。使用環境、部品機能、外観、量産条件を分けて、 電気亜鉛めっき、カチオン電着塗装、塗装系の候補を整理します。
判断の軸
屋内、屋外、湿気、沿岸、薬品、摩耗の有無を分ける
ねじ、圧入、摺動、導電性、接地、後加工の有無を確認する
色、光沢、ムラ、治具跡、限度見本、上塗り有無を決める
数量、ロット、納期、検査資料、梱包、移管時期を整理する
最初から一つに決めず、使用環境と部品機能に対して候補を並べ、外注先へ確認する論点を作ります。

屋内外、ねじや圧入、色調、納期などの条件を分けることで、防錆処理の候補を比較しやすくなります。
工程の流れ
| 相談内容 | 候補 | 確認点 |
|---|---|---|
| 小物金属部品の防錆 | 電気亜鉛めっき | 膜厚、クロメート、白錆、ねじ部 |
| 防錆下塗りと量産安定 | カチオン電着塗装 | ワークサイズ、吊り方、上塗り |
| 色と意匠 | 塗装系 | 下地、防錆要求、色、焼付温度 |
| 現行処理からの変更 | 移管前比較 | 現行品、検査基準、過去不具合 |
使用環境から考える
環境が曖昧なまま処理を選ぶと、過剰仕様か不足仕様になりやすくなります。まず使用環境の言語化から始めます。
| 使用環境 | 候補の考え方 | 追加で確認すること |
|---|---|---|
| 屋内・短期防錆 | 電気亜鉛めっき、塗装系 | 膜厚、外観、保管、梱包 |
| 屋外・湿気あり | 仕様確認の上で候補比較 | 耐食要求、上塗り、白錆、顧客承認 |
| 複雑形状・袋形状 | カチオン電着塗装 | 塗り回り、液抜け、吊り跡 |
| 色指定・意匠面 | 塗装系、黒色後処理 | 色見本、限度見本、外観面 |
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