処理可否の確認
カチオン電着塗装で液だまりが起きる形状と確認項目
カチオン電着塗装は、部品を吊って槽へ入れる工程です。袋形状、穴、隙間、吊り方向を先に確認すると、液だまりや乾燥不良の手戻りを減らせます。
形状の確認
液だまりが起きやすい形状
| 形状 | 起きること | 確認すること |
|---|---|---|
| 袋形状 | 液が抜けにくく、乾燥や外観に影響する。 | 穴位置、姿勢、排液方向 |
| 重なり・隙間 | 洗浄液や塗料が残りやすい。 | 分解可否、隙間幅、前処理 |
| 深い凹部 | 塗り回りや膜厚の確認が必要。 | 重要面、測定箇所、外観基準 |
| 吊り方向 | 治具跡や液切れ位置が変わる。 | 吊ってよい箇所、見える面 |
図面指示
写真や図面に入れる注記
袋形状部、穴位置、吊ってよい箇所、見える面を図面または写真に追記し、液抜けと乾燥の懸念を確認したいです。
よくある質問
よくある確認事項
液だまりは設計で防げますか。
穴、姿勢、分割、吊り方向で改善できる場合があります。外注先へ図面と写真を渡して確認します。
図面だけで判断できますか。
概略判断はできますが、写真や現物、上塗り有無、外観面の情報があると判断しやすくなります。
治具跡は避けられますか。
完全に避けられるとは限りません。見える面と隠れる面を分けて吊り位置を相談します。